基礎知識  栄養 
2017.10.05

サプリメントを摂る場合の注意点その1

栄養素をピンポイントでサプリメントに置き換えることも可能ですが、摂取する場合は注意が必要です。

もともとサプリメントとは、日々の食事では摂りにくい栄養を補うための栄養補助食品とされるもので、いわゆる「健康食品」に分類されます。その中には国が「健康の保持・増進効果」を確認している「保健機能食品」があり、有効性、安全性を個別に審査した特定保健用食品(いわゆる“トクホ”)と、国が定める特定の栄養成分の規格基準に適合した栄養機能食品があります。さらに平成27年、新たに「機能性表示食品」制度がスタートし、事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品が登場しています。こうした制度が次々と誕生するのは、実は、ドラッグストアや健康食品のお店で売られているものに、不純物が入っていたり、極端な場合はまったく成分の入っていないものなど、まだまだ素性の怪しい商品が多数存在するからです。たとえば、東京都は健康食品を対象に毎年調査を行っていますが、2014年度の調査では、販売店(都内の健康食品売場等)で購入した45品目中26品目、インターネット等の通信販売で購入した80品目中79品目に不適正な表示・広告がみられたという報告※があります。

※東京都平成26年度健康食品試買調査結果より

監修

医師: 塚田 紀理
株式会社HMCエデュケーション 代表取締役社長