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2017.10.30

必見!血液検査で分かる5つの病気

一年に一回以上健康診断を受診することが勧められています。
自分の体の健康状態の変化を知り、病気の早期発見、早期治療に役立てるためです。

健康診断の中でも特に血液検査の結果から分かる5つの病気についてご紹介します。これらの病気の傾向が現れ始めたら、生活習慣の見直しやストレス解消などの対策をとるようにしましょう。

脂質異常

血液検査の項目のうち総コレステロール、善玉コレステロール、悪玉コレステロール、中性脂肪がこの脂質異常を発見できる項目です。これらの項目が基準値を超えていたり、基準値ギリギリだったりする場合は、食生活や運動習慣を見直すことで大幅に改善することが可能です。放っておくと動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの更なる致命的な病気を引き起こしかねません。

 

糖尿病

空腹時血糖やHbA1cの項目で発見できるのが糖尿病です。HbA1cというと少し分かりづらい項目ですが、過去1~2ヶ月の平均血糖値を知ることができる項目です。これらの項目が異常値を示すと更に精密検査をして糖尿病の有無を確認します。ギリギリ基準値内だった場合は、すぐに精密検査をする必要はありませんが、食生活や運動習慣を見直して糖尿病予防を意識するようにしましょう。

 

中性脂肪とコレステロールの違い

中性脂肪は貴重なエネルギー源ですが、すぐにエネルギーとして使われるわけではなく貯蔵用のエネルギー源として働いています。必要になったときに脂肪酸に形を変えてエネルギーとして消費されます。中性脂肪と混同されがちなものにコレステロールがありますが、コレステロールはエネルギーとはならずに、細胞膜やホルモン、胆汁などを作る働きをします。

 

貧血

血色素量という項目で発見できるのが貧血の有無です。基準値よりも低い場合は貧血が疑われますので注意が必要です。貧血になると体の隅々にまで酸素を届ける力が弱くなるため、立ちくらみやめまい、頭痛、耳鳴り、疲れやすさなどの症状が現れます。食生活を見直し、特に鉄やビタミンB12、葉酸を多く含んだ食品を積極的に摂取するようにしましょう。

 

腎機能障害

尿素窒素(BUN、UN)やクレアチニン、eGFRや血清尿酸の項目で発見できるのが腎機能障害です。eGFRの値が低い場合は慢性腎臓病が疑われます。また、血清尿酸が高い場合も腎臓の病気が疑われます。異常値だった場合は精密検査を受けて早期発見に努めましょう。

 

最後に・・・

健康診断で行われる基本的な血液検査からでも多くの病気を発見することが可能です。健康診断は受けて終わりなのではなく、始まりに過ぎません。診断の結果何かの病気が疑われる場合は、放置せずに早めに医師に相談するようにしましょう。

ちなみに…日常生活において少しでも気になることがある方は

簡単な検査をオススメします。
健康な方も血液検査を受けることにより、自分では気づかない体の異変が分かることがあります。
また、定期的に検査を受けると、自分の健康状態の管理や病気の早期発見、生活習慣病の予防に
役立てることができます。下記に少しでも当てはまる方は簡単にできる自宅血液検査を行ってみてください!

動脈硬化・心筋梗塞など
生活習慣病が気になるあなたに

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監修

医師: 塚田 紀理
株式会社HMCエデュケーション 代表取締役社長