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2017.11.02

悪玉コレステロールが原因で起こる5つの病気

悪玉コレステロールというと悪者扱いされがちですが、実は私たちが生きていく上で必要不可欠なものです。

悪玉コレステロールは細胞膜やホルモン、胆汁などの材料となります。もし、体内で不足すると細胞や血管がもろくなり、免疫力が低下して風邪をひきやすくなったり、スタミナ不足になったりします。しかし、やはりバランスが大切なので、体内で増えすぎてしまうとさまざまな病気を引き起こしてしまいます。悪玉コレステロールが体内に増えすぎることが原因で起こる5つの病気をご紹介します。

脂質異常症

血液検査の結果、基準値よりも体内の悪玉コレステロールが多い、あるいは善玉コレステロールが少ない、中性脂肪が多いときに脂質異常症と診断されます。悪玉コレステロールが基準値よりも多いと肝臓で処理しきれなかったものが血管の壁に蓄積され、血流を悪くし、血管を固くしてしまいます。脂質異常症は自覚症状がないため、気付きにくく、知らないうちに動脈硬化を引き起こしてしまう危険性があります。

 

動脈硬化

動脈硬化は放っておくと心臓や脳に致命的な疾患を引き起こす危険性のある病気です。「サイレントキラー」という異名をもつ動脈硬化にも自覚症状はなく、気付かないうちに症状が進んでしまっているということがあります。早期に発見できれば、生活習慣を見直すことで著しく改善することが可能です。

 

心筋梗塞や狭心症などの心疾患

日本人の死因の第二位は心筋梗塞や狭心症を含む心疾患です。脂質異常から動脈硬化へと発展し、細くもろくなった血管は心疾患を起こしやすい状態になります。悪玉コレステロールを増えすぎないようにコントロールすることで、心疾患の原因の一つを回避することができます。

 

脳梗塞や脳卒中などの脳疾患

脳梗塞や脳卒中などの脳疾患も日本人の死因の上位を占めている深刻な疾患です。発症すると体の麻痺が残ったり、呂律が回らなったりするなどの後遺症が残る場合もあります。悪玉コレステロールが体内で多すぎる状態が続くとこれらの疾患を引き起こす危険性があります。

 

胆石症

さらに体内で増えすぎた悪玉コレステロールは胆汁の中にも流れ出します。そして、胆汁の中で処理しきれなかった悪玉コレステロールは固まって結石を作り出します。胆のうに結石ができる胆石症はひどくなると手術も必要となり、胆のうを摘出しなければいけなくなる場合もあります。

 

最後に・・・

このように私たちが生きていく上で必要な物質とはいえ、体内で増えすぎると多くの重大な疾患の原因となり得る悪玉コレステロール。悪玉コレステロール値が高い可能性があると思われる方は、早めに普段の生活習慣を見直すようにしましょう。

ちなみに…日常生活において少しでも気になることがある方は

簡単な検査をオススメします。
健康な方も血液検査を受けることにより、自分では気づかない体の異変が分かることがあります。
また、定期的に検査を受けると、自分の健康状態の管理や病気の早期発見、生活習慣病の予防に
役立てることができます。下記に少しでも当てはまる方は簡単にできる自宅血液検査を行ってみてください!

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生活習慣病が気になるあなたに

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監修

医師: 塚田 紀理
株式会社HMCエデュケーション 代表取締役社長