コレステロール  中性脂肪  基礎知識 
2018.01.09

中性脂肪を減らすために心がけたい5つの項目

中性脂肪は食事などで摂取したエネルギーの余りが、脂肪組織や肝臓に送られて蓄えられるものです。エネルギーは臓器や筋肉が動くために必要ですが、増えすぎるとさまざまな生活習慣病や疾病を引き起こす原因となります。また、HDL(善玉)コレステロールが減少し、LDL(悪玉)コレステロールが増加します。

では中性脂肪を減らすためにはどのようなことを心がければよいのでしょうか。頭に入れておきたい5項目を挙げていきます。

【中性脂肪を減らす方法とは?】

食生活の改善

過剰摂取したエネルギーが中性脂肪として体内に蓄積されていきます。カロリーの摂りすぎには注意しながら食生活を改善する必要があるでしょう。主に、脂質と糖質が中性脂肪になりますので、これらを控えることがカギになります。タンパク質も中性脂肪になるのですが、使用される優先順位が高いので、適度に摂っていればそれほど問題ありません。また、空腹を感じてから食べることも心がけましょう。中性脂肪が分解されているので、空腹を感じやすくなっているからです。

喫煙は控える

タバコの健康被害については様々な報告がなされています。煙を吸い込む際には一酸化炭素を同時に吸い込んでしまい、その結果として血液に対する悪影響を及ぼすと考えられています。例えば、中性脂肪を分解する善玉コレステロールを減少させてしまうことで血栓ができやすくなるのもこの影響の1つです。またタバコに含まれるニコチンにより、血管が収縮し血流が悪くなることから血圧や心拍数が上昇し心臓に無理な負担がかかってしまいます。

定期的な運動

エネルギーの消費量を増やすために、有酸素運動を1日30分以上定期的に行うよう心がけることです。酸素が脂肪を燃焼させるので、まずは軽いウォーキングなどから始めてみましょう。

お酒を飲み過ぎないように

アルコールは適量であったらHDLコレステロールを増やしてくれますが、過度な飲酒は中性脂肪の値を上昇させてしまいます。また肝機能の低下にもつながるので注意が必要です。適量を守ることを心がけましょう。

ストレスを溜めこめない

ストレスを人間が感じることによって自律神経が過敏に反応するようになります。そうすると、ホルモンのバランスが乱れてしまい、中性脂肪が増えやすくなります。自分の中での、上手なストレス解消方法を心がけましょう。

最後に・・・

中性脂肪がたまるのは、主に今までの生活習慣の乱れです。運動や食事を節制するのは大変ですが、いきなりだと続かないので、うまく調整しながらできる範囲を増やしていきましょう。

監修

医師: 塚田 紀理
株式会社HMCエデュケーション 代表取締役社長