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2018.02.08

身体のこわばり感じていませんか?

冬の寒い時期は、夏に比べると何となく身体がこわばった感じがしますよね。

寒くなると血液循環が悪くなり、肩こりがひどくなったり、五十肩かも?と感じることも・・・
10代20代でも五十肩になることがあるため、50歳になっていないから大丈夫ということはありません。
そこで今回は『 五十肩 』に関するお話です。

五十肩って何??

【五十肩と肩こりの違い】

肩こりは肩や首の筋肉が疲労し、血液循環が悪くなり、痛みや張り、だるさなどが起こります。
五十肩は肩関節周囲炎といわれ、肩関節の周囲に炎症や拘縮をおこしている状態です。50代前後に多いため五十肩といわれますが、四十肩との違いは年齢によって分けられているだけのようです。

【 原因 】

原因は明らかにされていないようですが、加齢に伴う肩関節の結合組織の老化に加え、肩の使いすぎや冷えなどが誘因となっておこります。

【 症状 】

腕を上げ下げするときや腕をねじったりするときに肩から腕にかけて痛みが起こり、思うように動かせなくなります。
進行するとじっとしていても痛むようになり、炎症が治まるにつれて痛みは軽くなりますが、肩関節の動きが悪くなります。

日頃から気をつけることは・・・

痛みがあると自然と肩を動かさないようにしてしまいますが、動かさないでいると関節がほとんど動かなくなることがありますので、早い時期から体操を始めましょう。お風呂でよく温まった後に体操を行うと効果的です。
また肩を冷やさないように血液循環をよくすることも大切です。
特に冬は身体が冷えやすいので、日頃から保温を十分に行い、お風呂でゆっくりお湯につかるといいですね。寝ているときも布団から肩が露出しないようにタオルをかけたりしましょう。
肩の炎症が強く、熱感があり、痛みも強い場合は患部を冷やし、安静が必要ですが、必要以上に長い間冷やし続けると逆効果です。
現在、特に問題ないかなという方も肩関節は年齢とともに可動域が狭くなるため普段からストレッチをしたり、運動をしたり、同じく肩を冷やさないようにしておかれるといいかもしれません。

体操をしましょう!

五十肩に効果的な体操としてアイロン体操やコドマン体操と呼ばれる体操があります。健康な方の手を机の上に置き、腰を前屈させ、身体を支えながら悪い方の手にアイロンや鉄アレイなど1kg位の重りをもって前後左右に振り子運動を行う体操です。
重りの重力を利用して、肩が痛くならない範囲内で最大限に振り子運動を行うのがポイントです。
それ以外にもいくつか体操をご紹介します。ただし無理をしてやり過ぎると逆に肩を痛めてしまうことにもなりかねませんので痛みが出ない程度に適した範囲内で徐々に行っていきましょう。

■頭の後ろに手を回して組み、腕を前方に倒していく
■壁に目印をつけて、毎日徐々に手の上がる範囲を高くしていく
■ホウキや棒を利用して健康な手が下に、悪い方の手が上になるように持ち、健康な手で悪い肩の方に押し上げていく

最後に・・・

五十肩は多くは放っておいても半年から1年で自然に治りますが、中には五十肩と思っていても他の病気が潜んでいることも・・・
痛みが数日たっても軽くならないときや夜も眠れないほどの強い痛み、力が入りにくいときなどは整形外科で診てもらいましょう。
また適切なケアを行っていないと痛みが取れた後も腕の動きが悪くなってしまうことがあります。適切な改善法を学び、回復を早めるためにも念のため病院で診てもらうと安心ですね。

監修

出展: 一般財団法人日本予防医学協会
URL:https://www.jpm1960.org/